案内をPDF文章で表示
申込FAX用紙をPDF文章で表示
イスラームの原点であるクルアーンの理解を深めるためのタフスィール研究会は、今年度で五年目を迎えます。
今年度も引き続き、クルアーンに興味のある方ならどなたでも参加できる公開研究会という形式をとり、参加者を募集します。今年度は七回開催し、毎回一人の発表者が担当します。
研究会の趣旨:
イスラームの啓典「クルアーン」は、ムスリム(イスラーム教徒)の行動の原点です。ムスリムは行動の正当性をクルアーンの解釈の中に見出し、さらに、政治、経済、文化などイスラーム社会のすべての現象においても、その正当性をクルアーンの解釈の中から導き出してきていると言っても過言ではありません。そのためイスラームが発生したときから、ウラマー(イスラーム学者)は様々な角度からクルアーンの解釈に挑戦してきており、その結果、一四〇〇年の時代と広大な版図の中で、多くの解釈書が生み出されてきました。現代のイスラーム研究者にとって、クルアーンがどのように解釈されてきたかを知る事は、イスラームを理解するためにも、さらにイスラーム社会の現象を理解する上でも欠かせません。しかしイスラーム世界のウラマーによって書かれたクルアーン解釈を解明していくためには、アラビア語はもちろんのこと、イスラーム学の素養が必要となることから、これまで日本ではなかなかクルアーン解釈研究が試みられることはありませんでした。今回、イスラーム世界でイスラーム諸学を修めた研究者の協力を得て、ここにようやくその機会を得る事ができました。これは日本で最初の試みです。今後も年次を追って、研究会を積み重ねていく事によって、日本におけるイスラーム理解の基礎を確立していく事ができると考えています。
研究方法:
一年目は、膨大なクルアーンの中でも特にムスリムが毎日の礼拝のたびに口にする第一章の開端(アル・ファーティハ)章(七節)とムスリムの日常生活に関わりの深い規定が多数記述されている第二章の雌牛(アル・バカラ)章(二八六節)を解説しました。そして二年目は、第三章のイムラーン家(アーリ・イムラーン)章(二〇〇節)、三年目は第四章の婦人(アン・ニサー)章(一七六節)、四年目であった昨年度は第五章の食卓(アル・マーイダ)章(一二〇節)を研究しました。
今年度は、第六章の家畜(アル・アンアーム)章(一六五節)を古典的な解釈書、現代的な解釈書を合わせて読んでいきます。第六章を大きく七つに分け、それぞれの担当が分担し、重要な部分を中心に解説していきます。
回数:
年七回(正確な日時や場所については追って参加者に通知)
2010年
第1回. 5月29日(土) 14時〜16時 発表者:森 (第六章1〜26節)
第2回. 6月19日(土) 14時〜16時 発表者:有見
(第六章27〜53節)
第3回. 7月24日(土) 14時〜16時 発表者:四戸(第六章54〜79節) →詳細はこちら
第4回. 9月25日(土) 14時〜16時 発表者:遠藤(第六章80〜103節)
第5回. 11月27日(土) 14時〜16時 発表者:徳増
(第六章104〜128節)
2011年
第6回. 1月22日(土) 14時〜16時 発表者:武藤(第六章129〜147節)
第7回. 2月19日(土) 14時〜16時 発表者:柏原
(第六章148〜165節)
★第3回と第4回は、発表者が交代しました★
対象:
可能な限り、年間を通じて研究会に参加できる人
研究発表メンバー:
森 伸生 イスラーム研究所長
有見次郎 イスラーム研究所客員教授
四戸潤弥 同志社大学神学部教授
遠藤利夫 イスラーム研究所シャリーア専門委員会委員
徳増公明 イスラーム研究所客員教授
武藤英臣 イスラーム研究所シャリーア専門委員会委員長
柏原良英 イスラーム研究所主任研究員
(発表順)
|